レアジョブ英会話の料金は、対面型の英会話学校と比べて圧倒的に安価に設定されています。
レアジョブは、なんでこんなに安い料金設定ができるんだろう…?
レアジョブ英会話が他のサービスに比べてどれだけ安いか、またその理由について徹底解説します。
レアジョブ英会話はとても安価な英語学習サービス
大手英会話学校との比較
レアジョブ英会話の料金設定は、破格ともいえる安さです。
レアジョブ英会話にはいくつかのコースがありますが、日常英会話コースでは月額4,620円(税込)から利用することができ、月8回のマンツーマンレッスンを受講できます。
英語ネイティブ講師のマンツーマンレッスンを受けようと思えば、この金額では済まないことが想像できると思います。
ここでは実際に、語学学校の費用と比較してみましょう。
語学学校(ベルリッツ) | レアジョブ英会話 | |
---|---|---|
入学金 | ¥33,000 (※1) | 0 |
教材費 | ¥20,000 (※1) | 0 |
授業料 | 40分¥7,500~¥9,000 (※2) | 25分¥200~¥600 |
(※2)2021年4月筆者調べ。
このように、対面型の語学学校と比べると圧倒的に安いですよね。
他のオンライン英会話サービスとの比較
では、他のオンライン英会話サービスと比較した場合にはどうでしょうか。
月5,000円以下の契約プランがあるのは、QQイングリッシュ、スパトレ、クラウティなどの数社のみであり、多くありません。
さらに言えば、月5,000円以下の安価なプランを設定している会社はまだ知名度が低い所も多いですが、レアジョブはオンライン英会話最大手の東証一部上場企業であり、安心感が違います。
安いからといって、レアジョブはサービスの質が低いわけでは決してなく、講師の質・サービス内容も極めて高いレベルです。
ではなぜレアジョブ英会話は高品質なサービスを維持しながら低価格を実現できるのか、その理由を解説していきます。
レアジョブ英会話が圧倒的に安い理由
①レアジョブ講師の給料が安い
レアジョブ英会話がサービスを低価格で提供できる最大の理由は、フィリピン人講師の給料が安い点にあります。
フィリピンの平均年収について筆者が調べたところ、フィリピン統計機構によれば約70万円(約31万ペソ)。12か月で割ると月収は5.8万円になります。
この数字は、日本から見ると随分と低い値ですよね。
それでは、レアジョブ講師の給料はどうでしょうか。
レアジョブの通常講師の時給は220円程度。ビジネス英会話コースや中高生コースなど1ランク上のコースを担当できるようになるプレミアムチューター(premium tutor)になると、360円程度になるようです。(筆者が英語検索して調査した結果(2021/6時点))
通常講師の場合は、一日8時間(16レッスン)働いたとしても給料は1760円程度。一か月に22日間働いたとしても38,720円にしかなりません。
フィリピンの新卒の給料の平均は2019年で3,5000円程度であるため、レアジョブの講師の給料は決して恵まれているとは言えません。
また、完全に出来高払いであるため、レッスン予約が入らなかったり体調不良でレッスンができない場合は給料も得られません。
このように見ていくと、レアジョブ講師を務めるフィリピン人はかなり過酷な労働を請け負っている事が分かります。
レアジョブ英会話の利用者である我々は当然料金が安いことは嬉しい事ですが、その陰にはとても安価な給料で働いている優秀なレアジョブ講師たちの存在があることを、決して忘れてはいけないと思います。
②フィリピン人講師に限定している
レアジョブ英会話は、講師をフィリピン人に限定していることも特徴的です。
これによって、レアジョブの経営資源をフィリピンに集中させることができ、不必要なコスト増加を避けていると考えられます。
例えばDMM英会話では、フィリピン以外の国の講師も採用する事で、24時間のレッスン提供を可能にしていますが、その分講師採用コストやサービス維持コストは上昇するはずです。
この点については、利用者側が「多国籍の講師からレッスンを受けたいか?」「レッスンの24時間サービスが必要か?」の必要性を考えて、その分のコストを受け入れられるかどうかで判断すべきだと思います。
私の場合は、深夜レッスンは必要無く、ホスピタリティの高いフィリピン人からレッスンを受けたかったため、レアジョブ英会話がぴったりでした!
③固定費が小さい
対面型英会話学校と比較した場合、オンライン英会話は校舎を持つ必要が無く、パソコンがあればレッスンが可能であるため、固定費が小さくなります。
さらには、レアジョブ英会話ではレアジョブオフィスからのレッスンだけではなく、自宅からのレッスンも可能であるため、より一層固定費が削減されています。
オンライン英会話の中には、講師が必ずオフィスからレッスンを行うサービスもあるため、この固定費削減分が安価な料金設定に繋がっていると言えます。
④競合他社が多くなっている
レアジョブの創業は2007年であり、まさにオンライン英会話の草分け的存在だったため、オンライン英会話の競合はほとんどいない状況でした。
しかし現在は、数多くの会社がオンライン英会話サービスを提供しており、企業間の競争が激化しています。(現在は50社以上あるようです。)
このため、現在のオンライン英会話の価格設定は、他社よりも少しでも安価な料金とするべく企業間で切磋琢磨した結果といえます。
常により良いサービスを提供し続けてくれるレアジョブ英会話の社員の方々にも、感謝の気持ちでいっぱいです。
まとめ
今回の記事では、レアジョブ英会話が安価である理由について解説してきました。
- レアジョブ講師の給料が安い
- フィリピン人講師に限定している
- 固定費が小さい
- 競合他社が多くなっている
4つの理由のうちでも特に、「レアジョブ講師の給料が安価であること」が最も大きいです。
このためレアジョブ英会話のレッスンを受ける際には、英語力を高める事だけではなく、海を越えた先に住むフィリピンの方々にも思いをはせる事ができれば素敵ですよね。
いつも笑顔で接してくれるレアジョブの先生方には、常に敬意を払いたいと思っています。
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